将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

初めての指導対局

今日は近くの将棋大会で、竹内貴浩指導棋士指導対局をやっているという事で、私みたいな超初心者でも参加していいのかなぁ、と思いながらも、図々しく行ってきましたよ。そんな機会もなかなかないし。チャンスはつかむものよ。何でも体験、大事。

指導対局に慣れてるっぽいお兄様方は「マスター、水割りで」ぐらい自然に「平手で」「飛車香落ちで」と注文していた。私は八枚落ちぐらいで、と訳の分からない事を言っていたけど、六枚落ちからなんですね。

途中、隣のお兄さんの盤上を見てみたら、マスの下の線に合わせて綺麗に駒が並んでいたので、私も真似する。マスの真ん中に置くのだと思っていたよ。指導対局って何か楽しいー、嬉しいー。と思いました。

相変わらず何をどう指したらいいのか分からなかったけど、奇跡的に勝ちました。負けてくれたのかな。「いやー、強すぎました」まで言ってくれる優しい方でした。そんなセリフ初めてよ。恐縮です。「最後は角の利きを生かして、ここに竜を置くと、もっと早く簡単に詰ます事ができますね。駒と駒が協力できるといいですね」と。課題「駒の団結力」

私が終わる頃には五面指しになって順番待ちの人もいて大盛況でした。テーブルを挟んで五人を相手に戦う。「受けて立つ」と言える所がカッコいいですね。それでも対局後は一人一人巻き戻しができて、ちゃんと丁寧に指導してくれる。「この場面で…」っていうあの録画機能、私もいつか身につけたい。

「勝つ嬉しさ」っていうのも教えて頂けた指導対局でした。竹内先生、ありがとうございました。

                    りこは