将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

好きになれるのか

どうも、ハートブレークりこはです。読めない、見えない、わからない。素人が見ても「あ、折れてますね」って分かるレントゲン写真ぐらいポッキリいっている。何だろ、将棋って。「そのうちかさぶたになるよ」程度のかすり傷じゃ済まない。グサッと致命傷。

上達するには「まずは将棋を好きになる事です」と。将棋に「僕の事好き?」と聞かれたら「好き!楽しい!」と即答できない。仲良くなりたいとは思っている。

昨日の将棋教室は、初めて女性と指した。いつもはパパと来てる子が、今日はママと来てた。ママさんも少し将棋が指せるのだそう。子どもと一緒に始めました、と。結果私の三連敗。「悔しい」って感情なら「頑張る」のエネルギーになるけど、本当に弱いなぁ、私。と打ちのめされる。

親子が帰ってしまい、最後に先生と一局。ボロボロだったので、いつものように丁寧に感想戦で教えてくれる。「やばい、泣きそう」。大人だから泣かない。しかし私の心の弱さを見くびってもらっちゃ困る。こらえてたけど、涙が出てくる。情けないやら不甲斐ないやら自己嫌悪やら。「大丈夫ですか?」と先生を戸惑わせて帰る。

将棋って、尽くしても尽くしても報われない恋のようだわね。

                    りこは