将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

大人の将棋用語

半年ぐらい前に「負けて強くなるんだから。いろんな人と指す!」と先生に諭されてた子と再会する。いつの間にか眼鏡をかけ、背がぐんと伸び、将棋がすんごく強くなっていた。将棋用語がスラスラ出てきて強そうに見えたので、私も覚えてみる。

『尻金=相手の玉の真後ろから金を打つこと』
頭から腹からお尻から…。拷問のようね。

『ふんどしの桂=桂で両取りをかけること』
調べようとして「ふんどし」まで文字を打ったら「ふんどしの巻き方」が出てきたのでちょっと気になった。うろ覚えだと「ふんどしの尻ね」とか訳の分からない事を口走りそうだわ。

『パンツを脱ぐ=穴熊で玉の隣にいる桂が攻めのために跳ねること』
調べようとして「パンツを」まで文字を打ったら「パンツを縫う」が出てきたのでちょっと気になった。プロの将棋中継とかで「今、パンツを脱ぎましたね」とかって解説されるのだろうか。

『相=お互いが同じ戦型や囲いの状態であること』
プールで歩いてる人は「相有酸素運動」ね。乳ガン検診来てる人は「相マンモグラフィー」ね。あら、あなたも?お互い頑張りましょ。って心の中で相励ましね。

お盆が過ぎ、台風が去った。遊び呆けていた夏休みが終わってしまう。残りわずか、夏の思い出王手をかけるのよ。

                    りこは