将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

心が疲れた時には

この前の将棋大会で、エネルギーを使い果たしてしまったようで、今週はピヨを開いてもいない。将棋に気持ちが向かない。倦怠期なのかしらん。

体の疲れはしっかり休めば良くなるけど、心の疲れは本当に厄介。そんな時はよく海を見に行く。宇宙に行かなくても、地球は丸いんだって分かるんだ。あとは本を読んだり映画を観たり。人と関わらない方や自然界へ逃げ込んで、ゆっくり回復していくのを待つ。

ちょっとした事で傷ついて、何をするにも慎重で遅くなり、単純な事でもあれこれ深く考え過ぎて、うじうじ悩んで、立ち直るにも時間がかかる。

パーッと飲んで食べて騒いで歌って、すぐ気持ちを切り替えられる人もいれば、そうでない人もいる。だからって「負け」ではないでしょ?自分の人生を歩んでいるのに、勝ちも負けもないでしょ?周りは周り。自分は自分。見た目も性格も考え方も感じ方も全部違うんだから、周りと比べる必要なんてないんだよ。

繊細な人は、周りの痛みも敏感に感じ取るから優しい人が多い。「言葉」を、誰かを否定したり傷付けたりする凶器にはしない。心に届く温かいパワーを、誰かの笑顔を生み出す言葉を、そっと差し出せる人に、私もなりたい。

                    りこは