将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

将棋登山口

私には3級でも3段でもみんな同じ「強い人」に見える。見上げるとみんな高い所にいる。どれぐらい違いがあるのかは、ここからじゃ判断できない。でも登っていくと、その1級・1段の差というのは、果てしない距離があるようだ。

上にいきたい級位者、中間管理職のような板挟みの段位者、周りと比べられ結果を求められる高段者。会社みたいなんですけどー。強い人たちから見える景色にも、それぞれの苦悩があるというのか。

詰将棋頑張っている人がいて、大会に向けて練習している人がいる。すごいな、頑張ってるな、と応援したくなる。険しい山道で、涼しい顔した小学生に追い抜かれ、時には道に迷い、熊に遭遇し、散々な目に遭いながらぜーせー言って歩む。

教えてくれて、励ましてくれて、見守ってくれて、背中を押してくれる仲間達がいてくれるから、一歩ずつでもゆっくりでも諦めずに登っていこうと思えるのだと思う。みんないつもありがとう。

                    りこは