将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

ファンサービス

先日は将棋ウォーズにプロの方が出没していたんですね。「えっ?まじでっ?!」と観戦を始める将棋男子達がリアルタイムで300人ぐらいいた。対局当たったラッキーな方も、周りの観戦者のみなさんも、びっくりやら嬉しいやら楽しいやらの、素敵なサプライズでしたね。

将棋ってプロの方たちとの距離が、わりと近いのだろうか。どこかのイベントに行けば誰かに会える。指導対局なんて言ったら、イチローとキャッチボールするようなものでは?そんな…プロのすごい人といいのかな…、えー、やだ、ドキドキしちゃう。

周りの強い人ですら、私のような初心者から見ると住む世界が違う近寄り難い存在なのです。気軽に話しかけては迷惑じゃないだろうか。教えてもらいたいけど、レベルが低すぎて恐れ多くて頼めない。

ましてやプロの方なんて、柱の影からそのお姿を拝むだけできっと精一杯だわ。テレビや写真じゃ伝わらない、本人そのものから発せられるオーラ、表情や話し方、目から伝わる本質、仕草や雰囲気。何かを極めた一流の人に直接会うのは、見えないけど何か強いエネルギーを分けてもらえる気がするね。

みんな穏やかで落ち着いてて、将棋のアンテナにひっかかった情報には即反応でおもしろい。でもいざ対局となると魂のぶつかり合う真剣勝負が始まる。将棋指しはやっぱりかっこいいね。

                    りこは