将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

A.詰めろをかける

さすがの将棋の先生も「詰めろをかける」を私が理解するのに2ヶ月近くもかかるとは、読めていなかったのではないでしょうか。「あんたも大変な生徒さん抱えちまったなー」と、肩でもポンポンしてあげたくなりますね。同情するなら角をくれ。

「詰めろをかけ続ける手がずっと自分の手番になるから良い」って言ってたけど、次に詰む形なら、詰めろをかけるのは1回じゃないの?次に詰むけど、次に詰まない???何じゃそりゃ。って悩んだのは私だけですかね。だって将棋難しいんだもん。

詰めろをかけて詰むのには条件があった。それは相手がOKしてくれた時「のみ」なのだ。相手にも選ぶ権利がある。「あーそーぼ」と誘っても「いーやーよ」と断られる場合もあるのだ。それでも諦めずにまた「あーそーぼ」って誘ってみる。詰めろをかけるって言うのはお誘いだね。合ってる?

「もう断る理由がないわ」が必至だね。「何度断っても誘って来るのね。私の負けよ」が詰みだね。一途にひたむきに挑み続ける勇敢な将棋男子の恋が実る秋になると良いね。

                    りこは