将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

繋がり

そろそろギプスを外しても大丈夫でしょうか。リハビリでも始めましょうか。その前に同じ失敗を繰り返さない為に、何がいけなかったのか聞いてみる。

「一言で言うと考え方。自分で道を切り開く姿勢。身に染みたと思いますが。」将棋は私が趣味にできる程、甘くないという事か。負けて傷付くのが嫌なら強くなるしかないのである。正論だろうけど、将棋指しはみんな容赦ない。傷口が。絆創膏カモン。

真剣になって頑張るほど、ダメだった時に心が折れて傷が深くなる。ちょっと力を抜いて、できそうな時にできそうな事をやろう。「うまくなる」よりまずは「続けていく」方を目指そう。人と比べて落ち込まない。楽しく付き合っていきたいよね。

第一印象が悪くても、付き合っていくうちに好きになったりする事だってある。今は「興味がある。仲良くなりたい」と思っている段階だけど。出会いというのは何かしら縁があるものである。偶然のような巡り合わせでできている。人間も将棋も離れすぎず深入りしすぎない、最適な距離感が私には必要なのかもしれないな。

                    りこは