将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

春、到来

4月に入ったけど、新しい恋は始まった?私は煮干しぐらい干からびているよ。いいダシが出ちゃう。

スーパーで前の職場の上司(40代後半、独身)を見掛けた。女性と一緒ではないかー。あぁ、ようやく春が来たんですね。良かった、本当に良かった。と1人玉子コーナーの影から祝福の拍手を贈る。

誰かの幸せそうな姿や嬉しそうな笑顔を見ると、何だか少しハッピーな気持ちになる。そしてちょっとうらやましくなる。私も誰かに必要とされたいんですけどー。誰かの役に立ちたいんですけどー。

将棋の駒はみんな性質が違う。「香車、おまえ前にしか進めないのかよ。不器用だな」「桂馬、何だよその変てこな動きは」って駒はお互いを否定したりしない。それぞれの長所も短所も認め合って助け合っている。

人間も人それぞれ。強がらなくても、無理して合わせなくても、素のままの自分を受け入れて認めて肯定してくれる人がきっとどこかにいるよ。そういう人がいると苦しい時にも心が救われる。そして自分も誰かのそんな存在になれるといいね。はい、がんばります。

                    りこは