将棋指しとほうき星

「永遠の初級」の称号は私のものよ

読書の春

隣町の将棋教室へ行ってみる。3月のライオンの続きを読む、という目標は達成した。「まずはこの子と指してみますか?」と将棋始めたばかり風の小学男子と対局する。2~3分で負ける。「おまえじゃ相手にならないぜ」ぐらいの残酷さだったわ。「次はこの子とお…

春、到来

4月に入ったけど、新しい恋は始まった?私は煮干しぐらい干からびているよ。いいダシが出ちゃう。スーパーで前の職場の上司(40代後半、独身)を見掛けた。女性と一緒ではないかー。あぁ、ようやく春が来たんですね。良かった、本当に良かった。と1人玉子…

春バテ中

春だけど恋してる?私はダラダラしてる。季節の変わり目の寒暖差で自律神経が乱れているのか、花粉の影響か、仕事が忙しくてみんながピリピリしてるせいか、心身共に疲れている。「春バテ」という言葉があるらしい。体力のない人や冷え性の人がなりやすいら…

一合目

左4六銀戦法の定跡を一通り覚えた。自分で駒を動かそうと思うと、その場所を特定するのに精一杯でその前に何がどう動いたのかすでに記憶がない。駒が動いていってくれるとやっぱり覚えやすい。問題を解いていく。30問。定跡の次の一手は全部正解。定跡を外…

登山家の仲間たち

ピヨ太(8級)が「おっと、ここから先は通さねえぜ!」と立ちはだかるので、しばらくひよみ(9級)に相手をしてもらう事にする。今日は「えっ、今、私すんなり3手詰が見えた?!」というミラクルが起こった。何ヵ月に1回だけど、そういう瞬間が突然やっ…

本の意図

将棋教室の先生が貸してくれた本は、小さくてぶ厚くて難しそうだったので、大きくて薄くてかわいい四間飛車の定跡本を探しに本屋さんへ行く。どれを買えばいいのか分からない…、分からないよっ…。結局全く同じ本を買う。棋譜を入力できるアプリを教えてもら…

容量が足りません

私の将棋は「山、下ってるー」「そっちは崖だー」って方向に「え?何?」って言いながらスタスタ歩いて行くものなんだろう。川を渡り、熊を倒し、きのこを採り、迷子になり、落ちてる棒切れ杖にしながら「険しい山道ね」ってぜぇぜぇ登ってる。定跡は先駆者…

棋譜並べの謎

定跡を覚えようとしている。並べていくと相手側が四間飛車の形になっていく。私が四間飛車なのー。と思って将棋盤を180度回転させる。せっかく書いた数字が逆さまになって読めなくなる。仕方がないのでL字に数字書いてあるけと、また上と右に書き込む。…

2回目の将棋大会

通っている将棋教室の大会に参加する。あの大会からもう半年が経ったというのか。(「初めての将棋大会」参照)「では1回戦を始めていきます」よし、と名前を呼ばれるのを待っていたら奇数であぶれる。そうね、私ぐらいのレベルになるとシード枠よね。☆1回…

牛乳で流し込め戦法

ピーマンもトマトも、しかめっ面でにらんでいても栄養にはならないからね。何でもいいからお腹に入れてしまえばこっちのものよ。私に子どもだましは通用しないわ。男気溢れる大人レディだから正面から受けて立とう。「初手からの指し手」を一通り並べてみる…

将棋本チャレンジ

将棋教室の先生が「四間飛車定跡コレクション」という本を貸してくれた。「どういうのが良い形か知っておくと良いですよ」と。第一印象。「THE 将棋」って感じ。固そう、真面目そう、難しそう。重~い指を上げて本を開く。居玉?駒組み?居飛車穴熊?藤井シ…

鮒が恋

舟囲いって変換したらああなった。3月に入った。春だから、フナだって恋をするのでは?土曜出勤が続いた事もあって、昨日は1ヶ月ぶりの将棋教室だった。常連の強い小学生2人が、相掛かりみたいなのであーだこーだ研究してる所だった。隣で先生がアドバイ…

人参と詰将棋

人参は毎日給食に出るらしい。まとめてたくさん食べるより、少しずつでも毎日食べた方が効率よく栄養を吸収できるのかな。そう思って1手詰ハンドブック2周目は、1ページでもいいから毎日解く事に決めた。4問ぐらいなら私だって2~3分あれば解ける。…………

ちっ、違うんだっ

指導対局をしてもらったら揮毫をもらおう。このサイン帳がいっぱいになる頃にはきっと少しは上達している。私はこれだけの人達と対局してきたんだ、と自信と励みになるはず。そう思って始めたけど、どういう訳か対局してない人の揮毫の方が多くなってしまっ…

表彰状

| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | 🌟がんばったで賞🌟 | | | | 私は1手詰ハンドブック | | 2周目をやりおえました。 | | よくがんばったわね。 | | | | 平成31年2月23日 | | りこは | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

エントリーNo.2番 ぶたさん

ぶたさんは実は話した事がない。だって若くて背高くて将棋強いんだもん。緊張して話し掛けられないわ。今日は近くの大会に来ているという情報を入手したので、「たのもー」のチャンスではないか?と、大会が終わる頃に覗きに行く。「今日のA級優勝者はぶた…

今日は真面目に書いちゃった

白血病と聞くと、今でも心が立ちすくむ。私が入院してた中学生の頃の病名も白血病だったから。骨髄の型は、兄弟では3分の1から4分の1の確率で合うらしい。親になるとその確率はぐーんと下がり、他人では数百~数万分の1となる。姉と兄の型は一致したけ…

エントリーNo.1番 カンテラさん

昨日はほぼ1日将棋教室にいた。立ち上がったばかりの将棋教室の初日である。幼稚園の女の子や小学生の男の子達と六局ぐらいは指した気がする。ヘトヘトだったので、夜8時に寝る。大人だからね。準備していったお菓子も配れた。ツイッターでもお友達の大人…

たのもー ~指導対局の旅~

「フォロワーさんに会う」というのを見掛けると、名前も顔も知らないのにどうやって「この人だ!」って分かるんだろう、と思う。「目印に胸に赤いバラを挿しています」とかなんだろうか。何かの偶然が重なって、赤いバラが二人いたらどうするのよ。そもそも…

前進

少女のような澄みきった心を持つ大人のレディなので、降級の危機!という人を見掛けると「初級まで落ちて来ないかな」と待っているけど、誰も来てくれないわね。ふと「あれ?私、微妙に上達してやしないか?」と思い、長い付き合いだったピヨ吉(12級)に別…

愛にはぐれた迷い子

独り暮らしも2年が経とうとしている。寂しさよりも自由さや気楽さが勝ってしまっている。1人で生きていける、たくましい大人のレディになってしまったようだわ。にぎやかで彩りある生活も楽しいだろうが、孤独だけど自由な暮らしにも慣れてしまうものであ…

みんな強い人

私もとうとう変態になってきたのか、最近ちょっとだけ将棋が楽しくなってきた。でも大人のレディだから、ぴよはお目めが疲れちゃうわ。解析や推奨手の意味が私には理解できないわ。という事で、久しぶりに将棋教室へ行く。男子小中学生4人と、小学生のお父…

迷子のお知らせです

1手詰ハンドブックがようやく終わった。どうやらこれを2周、3周とやっていくようだ。300問やっと終わったのに?また最初から?いーやーだー。将棋に近道はないんだ…。コツコツと1歩ずつ進んでゆくしかないんだよっ……!くっ………平日朝の1人ラジオ体操…

続いて表彰に移ります

| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | 🌟がんばったで賞🌟 | | | | 私は1手詰ハンドブック | | 300問をやり終えまし | | た。さすが私。よくがん | | ばったわね。 | | | | 平成31年1月26日 | | りこは | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

バレンタインデーが来るぞ

チョコ売り場のレジで会計してるおばあちゃんの、立て掛けてた杖が倒れたので、そっと立て掛け直しておきました。将棋は徳も大事なんでしょ?おばあちゃん4つもチョコ買ってたよ。愛する人が4人もいるのね。将棋男子の中には、恋愛に積極的な子がちょっと…

りこは、指導対局へ行く の巻

3日前、目の前を黒猫が横切る。一昨日、1手詰を5問間違える(32問中)。昨日、ぴよ丸(初段)の6枚落ちにけっちょんけっちょんにされる。今日は近くで指導棋士、竹内四段の指導対局をやっている。このレベルで本当に参加してもいいものかとしばし悩む…

自信

間違いなく1手詰です。って本なのに「えっ、これほんとに1手詰?」とブツブツ独り言を言いながら考える。32問中、間違えたのは1問だけ。どや顔。 1手詰が解けるようになったとしても「これは1手詰だ!」と対局中に気付けない自信はある。ぴよで「あれ、…

筋肉痛

昨日は天気が良かったので、山に登った。とても疲れたので8時に寝た。疲れの抜けない年頃なので、今日も8時に寝た。そしてさっき目が覚めた。おはようございます。心臓破りの石段で、どんどん小さくなってゆく知らないおじちゃんの背中を見て悟った。山に…

将棋登山口

私には3級でも3段でもみんな同じ「強い人」に見える。見上げるとみんな高い所にいる。どれぐらい違いがあるのかは、ここからじゃ判断できない。でも登っていくと、その1級・1段の差というのは、果てしない距離があるようだ。上にいきたい級位者、中間管…

棋力と気力

初めて指導対局をしてもらったのが、4ヶ月ぐらい前になるのか。指導棋士四段の竹内先生である。その時は「わーい、強い人と指してみたーい」と何も考えず参加できた。そして「やったー、勝ったー」と無邪気に喜べた。あの頃は若かったわね。大人になった今…